10月5、6日、1泊2日の日程で、国立立山青少年自然の家での宿泊学習を行いました。前線の影響であいにくの雨模様、しかも季節の変わり目となり、気温がぐっと下がり寒い日となりました。

雨の影響で1日目の活動は、午前中にレクリエーション、午後から来拝山登山に変更して行いました。勾配のある山道に苦戦し、ぬかるんだ足元に足をとられそうになりながらも、「ここは危ないよ」「この場所に足を置いたら大丈夫だよ」と、声を掛け合いながら進む子供たちを非常に頼もしく感じました。へとへとになりながらも山登りを終えたときの顔は晴れやかでした。

1日目の夜は、キャンプファイヤー。月が見えるほど天気も回復し、大自然の中での火の集いを楽しみました。ファイヤーを囲んでのマイムマイム。掛け声も自然と大きくなり、一体感を感じました。

2日目は、野外炊飯を行いました。かまど担当、炊事担当に分かれ、協力してカレーを作りました。調理が進むとかまどの周りには自然と輪ができ、班のカレーがどうなるのかを見守る子供たちの姿が印象的でした。班の仲間と協力して作ったカレーは、きっと特別な味がしたことでしょう。

 

2日間、「施設のルールやマナーを守る」「時間を守って行動する」「班の仲間と協力して活動する」など、共同生活で大切なことを意識して活動に取り組むことができたと思います。また、立山の大自然の中で仲間と一緒に活動する体験を通して、自分や友達のよさに気付くきっかけになったのではないかと思います。そして、かけがえのない思い出ができたことでしょう。

保護者の皆様には、たくさんのご協力をいただきました。ありがとうございました。